この記事では、
- ランドセル寄付 どこが 良い
- ランドセル寄付は持ち込みできる?
- ランドセル寄付を無料できるところはある?
といった疑問にお答えします。
小学校を卒業する際、お子様が使っていた人気ランドセルをどうするか、迷う方も多いのではないでしょうか。
ランドセルは子供たちのかけがえのない思い出が詰まっているため、簡単には手放せませんよね。
結論から書くと、ランドセルを寄付・リサイクルできる団体は以下の通りです。
- 国際協力NGOジョイセフ 思い出のランドセルギフト
- NPO法人ワールドギフト
- NPO法人グッドライフ セカンドライフ
- NPO法人 JIYU
- 株式会社クラレ ランドセルは海を越えて
- 株式会社ウォーク ECO Trading
- NPO法人国際子供友好協会
最近では、ランドセルをリメイクする方も増えています。
大切なランドセルを捨てるのがもったいないという方は、ランドセルを喜んで使ってくれる子供たちに寄付して届けませんか。
ランドセルの寄付とは
ランドセルの寄付とは、お子様が使っていたランドセルを、発展途上国や経済的に困難な状況にある子供たちに送る活動です。
寄付により、ランドセルを必要とする子供たちに新しい学びの機会と喜びを提供できますよ。
送り先は、アフガニスタンやカンボジア、東南アジア諸国など支援団体によって異なります。
ランドセルを寄付・リサイクルできる団体7選【ランドセル寄付はどこが良い?】
ランドセルを寄付・リサイクルできるおすすめの団体を紹介します。
- 国際協力NGOジョイセフ 思い出のランドセルギフト
- NPO法人ワールドギフト
- NPO法人グッドライフ セカンドライフ
- NPO法人 JIYU
- 株式会社クラレ ランドセルは海を越えて
- 株式会社ウォーク ECO Trading
- NPO法人国際子供友好協会
国際協力NGOジョイセフ 思い出のランドセルギフト
ジョイセフは、発展途上国の女性支援を目的とするNGOです。
使われなくなったランドセルを、アフガニスタンの子供たち、特に女の子の就学に役立てるために贈る国際支援プロジェクト「思い出のランドセルギフト」に力を注いでいます。
破損や劣化が激しくなければ、ランドセルの年数や色は問われません。
宗教的な理由から、豚革製のランドセルは送れないので注意してくださいね。
また「思い出のランドセルギフト オンライン活動勉強会」が開催され、その様子がYouTubeに限定公開されています。
ランドセルの寄付を検討されている方は、ぜひご覧ください。
- 海外への輸送経費2,500円を振り込む
- ランドセルを指定の倉庫に宅配便などで送る
NPO法人ワールドギフト
引用元:NPO法人ワールドギフト
ワールドギフトは、物資の寄付を中心に命を救う活動を展開する国際協力NGOです。
ランドセルの寄付も募集しています。
ランドセルの他にも文房具や雑貨、靴なども受け付けているので、送りたい物があったら、ランドセルと一緒に送りましょう。
- 段ボールに梱包する
- 段ボール3辺のサイズを測る(例:3辺合計140cm以内で2,900円)
- メールで依頼する
- 発送か集荷を選択する
NPO法人グッドライフ セカンドライフ
引用元:NPO法人グッドライフ
NPO法人グッドライフは、国内外のリユース活動をする「セカンドライフ」を通じて、ごみの削減と笑顔が増えることを目指す組織です。
セカンドライフに届くランドセルは、毎年3,000個以上。
アフリカや中近東、東南アジアなどに送ります。
ランドセル以外の物も一緒に送れます。
また、1箱の寄付につき、1人分のポリオワクチン募金ができる点もセカンドライフのポイントです。
ランドセルが子供たちを救う募金活動につながりますよ。
- 申し込みをして、集荷専用の伝票を受け取る
- 梱包して発送する
- お金を振り込む(例:段ボール3辺合計120cm以内で2,100円)
NPO法人JIYU
引用元:NPO法人JIYU
JIYUは、教育支援を通じて貧困からの脱却を促し、体験型の支援で感動の共有を目指す団体です。
JIYUのポイントは、郵送ではなく手渡しで届けていること。
POSTMAN(旅行先に手荷物として運ぶボランティア)に受け渡し、直接現地の子供たちに届けてもらっています。
1つの段ボールあたり1,000円以上の寄付が必要となるため注意しましょう。
- ランドセルを梱包する(段ボール1箱につき1,000円の寄付が必要)
- 申し込みをして、ランドセルを送る
株式会社クラレ ランドセルは海を越えて
引用元:kuraray
クラレは、7割以上のシェアを持つランドセル用人工皮革「クラリーノ」のメーカーです。
「ランドセルは海を越えて」プロジェクトは2004年から始まり、アフガニスタンの子供たちにランドセルをプレゼントしています。
費用はランドセルを倉庫に送る送料のみで、海外への輸送量などはかかりません。
イスラム教が主流のアフガニスタンでは、豚皮革を送れないので注意しましょう。
- ホームページから申し込み
- メールで倉庫の住所が届いたら、ランドセルを発送
株式会社ウォーク ECO Trading
引用元:エコトレーディング
不用品の宅配回収をしているECO Tradingは、ランドセルを再利用するために、タイとフィリピンのリサイクル店舗に送っています。
また、売上げの一部を現地の孤児院に寄付しています。
ランドセルを送る際の事前連絡や手続きは不要です。
ランドセル自体を箱代わりにして送ることも可能です。
- 段ボールや箱に梱包する
- 送り状を用意する
- 集荷依頼をするか、コンビニ・郵便局の窓口に持ち込む
NPO法人国際子供友好協会
国際子供友好協会は、2008年から活動を始めたNPO法人で、発展途上国の子供たちに直接援助を届けています。
ランドセルはもちろん、おもちゃやぬいぐるみ、遊具などを無料で引き取り、発展途上国の子供たちに送ってくれますよ。
多少の汚れがある物や、リサイクルショップで断られた物でも引き取りが可能です。
- ランドセルを段ボールや袋に入れる
- 送料元払いで指定の倉庫に発送する(事前の申し込みは不要)
ランドセルを寄付・リサイクルするメリット
ランドセルを寄付・リサイクルすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
- 世界を知るきっかけになる
- 教育支援ができる
- 環境保護ができる
世界を知るきっかけになる
ランドセルの寄付・リサイクルは、子供たちにとって世界に目を向けるきっかけとなり、心の成長を促す良い機会になりますよ。
自分たちとは異なる環境で生活する子供たちを知り、異文化への興味・関心を持ちます。
また、ランドセルがどの国に届くのかを知ることで、地理への興味も養われるでしょう。
教育支援ができる
発展途上国では、経済的な理由や社会的な背景から、子供たちが十分な教育を受けられないことがあります。
ランドセルの寄付により、発展途上国の子供たちの教育をサポートできるでしょう。
また、ランドセルを手に入れた子供たちは、学業への取り組みがより一層積極的になり、将来に対する意欲も高まるでしょう。
環境保護ができる
ランドセルは長持ちする素材でできており、使用済みであってもまだ十分に役割を果たせます。
ランドセルが新たな持ち主に渡され、再利用されることで、環境への負荷も低減されるでしょう。
ランドセルの寄付・リサイクルは環境保護に向けた重要な一歩となります。
ランドセルを寄付・リサイクルする注意点
ランドセルを寄付・リサイクルする際に注意する点を4つ紹介します。
- 費用がかかる
- ランドセルの状態によっては寄付ができない
- 受付期間を確認する
- 信頼性のある団体を選ぶ
費用がかかる
ランドセルを送る際は、倉庫や事務所への送料を自己負担するのが一般的です。
さらに、海外への輸送費用や、寄付を受け付ける団体の運営費等の追加経費が発生することもあります。
ランドセルの状態によっては寄付ができない
過度な損傷など、ランドセルの状態によっては受けれてもらえないことがあります。
各団体のホームページでは、ランドセルの状態に関する基準を確認できます。
さらに、宗教的な理由で豚革製のランドセルが受け入れられない場合もあります。
特にイスラム教徒が多い地域では、豚革製品は宗教上の制約があるため受け入れが難しいことが一般的です。
また、学校指定のランドセルを受け付けていない団体もあるので注意しましょう。
受付期間を確認する
ランドセルの受け入れ期間を限定している団体もあります。
期間外に届けられたランドセルは受け入れられない場合があるため、受付期間を必ず確認しましょう。
いつでも寄付を歓迎している団体もあります。
状況や都合に合った団体を選びましょう。
信頼性のある団体を選ぶ
ランドセルを送る団体が適切な活動をしているかを確認し、信頼できる団体を選びましょう。
寄付されたランドセルの取り扱い方は団体によってさまざまです。
例えば、ランドセルを換金して、その一部の収益を寄付やワクチンにする団体もありますよ。
ランドセル自体を現地の人々に届けたい場合は、ホームページでしっかりと確認しましょう。
まとめ:ランドセルを寄付して、もう一度輝いてもらいましょう
ランドセルは丈夫な素材でできているため、6年間使っても、まだ十分に使えることが多いでしょう。
ランドセルの寄付により、発展途上国の子供たちが喜んで活用してくれたら嬉しいですね。
寄付・リサイクルする際は、以下のポイントで団体を選びましょう。
- どの程度費用がかかるのか
- 受け入れ期間はいつか
- ランドセルの状態や寄付できる物に制限があるか
- ランドセルの届け方
- 信頼できる団体か
大切に使われたランドセル。
新たな持ち主と出会い、再び活躍してもらいましょう。